トップページ > USPとは

あなたの会社独自のセールスポイント[USP]があれば、競合他社とは違う土俵でお客様にアプローチすることができるのです。

USP[Unique Selling Proposition]とは、日本語にすると「ユニークで売り込みの効く主張」「独自の売り」。
これは1961年にアメリカにおける広告の巨匠ロッサー・リーブスが、
効果的な広告の在り方や技法に基づいてまとめあげた概念です。

例えばこんな話があります。

ビール業界下位からわずか半年でトップになったシュリッツビール

1920年初頭、10社ほどの醸造会社がビールの売上げを競っていた頃、シュリッツビールは第8位と苦戦していました。そこで一人のマーケティングコンサルタントが雇われたのです。彼はビールの製造工程を見学し、その徹底した管理や緻密な作業実態に感銘を受け「消費者にビールを醸造する工程を知らしめるべき」と提言しました。

それまで、どの醸造会社も「私たちのビールは純度が高いものです」と言うメッセージを発信していましたが、「純度が高い」とはどういうことかを説明する会社はありませんでした。

しかも製造工程はどの会社も同じようなもので、特にシュリッツが際立っているわけではありません。そんなことに意味があるのかと反論する経営陣に彼は言いました。

「市場においては最初に何かをはじめ、その話をしたり、理由や成り行きを説明する者が、他に差を付け、優位に立つのです」
これは先制のマーケティングと呼ばれる戦略であり、醸造工程をUSPと捉えた例です。

消費者の目にはシュリッツが見せた醸造工程が、他社のものとは格段に違う価値あるものに映り、半年で売上げ1位になりました。

シュリッツビール

看板を変えただけで売上が10倍以上上がった仕出し弁当屋

他店と比べてメニューや価格に特長があるわけではなく、売上げも芳しくない仕出し弁当屋がありました。お弁当の中身をなにひとつ変えずに、看板を『葬儀専門の仕出し弁当屋』としただけで、売上げが伸びたのです。

葬儀専門に絞るのは、ユーザーの間口を狭めるような気がします。しかし消費者にすれば葬式のときの弁当を探すのに、一般の弁当屋に「葬儀用の弁当は扱っていますか?」と聞くよりも、看板をひと目見ただけでわかるため、探しやすく頼れる弁当屋になったのです。

消費者は一般的な商品やサービスを探しているのではなく、“自分のための”商品やサービスを求めているのです。

また、市場を横から眺めてください。いまや葬儀市場は1兆7000億円というビッグマーケット。葬儀専門というUSPを打ち出した事で、ターゲットとなる市場がシフトしたのです。

仕出し弁当屋

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